あす(27日)の為替相場見通し=1ドル85円台定着を探る展開、安倍新政権の船出に関心

 あすの東京外国為替市場は、1ドル=85円台定着から一段の円安を探る動きとなりそうだ。予想レンジは85円00~86円00銭、1ユーロ=112円40~113円00銭。クリスマス休暇を取っていた海外投資家も徐々に復帰し始め、市場は再度、値動きの荒い展開も予想される。日本国内では、26日に安倍新政権が発足した。首相就任後も同氏の今後の金融政策に対する発言のトーンが変わらないかどうかが市場の関心を集めることになりそうだ。また、財務大臣・金融担当相に就任した麻生氏など経済閣僚の発言も注目されよう。海外では、米国の「財政の崖」問題の年内決着を巡り、民主党と共和党の協議が年内決着に向けそろそろ再開される。その内容次第では、ドルを中心に為替相場は大きく動く可能性があり、市場の注目を集めそうだ。個別の経済指標では、26日発表のS&P/ケースシラー住宅価格や27日発表の11月の中国工業利益などが為替相場に影響を与えそうだ。国内投資家は年末を迎え、積極的な売買は手控える展開も予想される。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)