あす(27日)の株式相場見通し=円安背景に続伸、年初来高値更新も視野

 あす(27日)の東京株式市場は、外国為替市場での継続する円安傾向を手掛かりに、続伸となりそうだ。26日の日経平均株価終値は、前日比150円高の1万230円と大幅続伸で高値引けし、3月27日につけた年初来高値1万255円に迫った。
 株価上昇の背景となっているのは、外国為替市場での円安に拍車が掛かっている点だ。円相場は、26日午後6時現在で、1ドル=85円台半ば、1ユーロ=112円台後半へと円安が進行している。こうした円安傾向が続けば、年初来高値を更新する可能性が濃厚だ。また、きょう発足した安倍新政権が掲げる追加金融緩和やインフラ整備などの公共投資促進など経済対策への期待感も継続する可能性が高い。さらに、休暇明けの海外投資家からの買いも期待できそうだ。ただ、「財政の崖」問題で新たな懸念が浮上して米株式市場が大幅安となった場合は、東京株式市場にも売り圧力が高まりそうだ。
 日程面では、11月住宅着工戸数、11月建設工事受注に注目。海外では米11月新築住宅販売件数、中国11月工業利益が焦点となりそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)