外為サマリー:1ドル85円80銭台へ円安加速、急ピッチの円下落に警戒感も

 27日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=85円79~80銭と前日午後5時時点に比べ44銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=113円46~50銭と同54銭の円安・ユーロ高だった。
 円は、対ドルで午後1時過ぎには一時、1ドル=85円87銭をつけている。前日に発足した安倍新政権の副総理兼財務・金融相に就任した麻生太郎氏による「2012年度の補正予算は新規国債44兆円枠にこだわらない思い切った規模とする」との発言や菅官房長官が「円高に行き過ぎた局面が修正されつつある」と述べたことなどが円安材料視された。
 1ドル=86円台も目前に迫ったが、円下落は急ピッチなほか、「27日からは米国で財政の崖の協議が再開され、その内容次第では円高への巻き戻しの可能性がないわけではない」(外為アナリスト)との見方も出ている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3227~28ドルと同0.0032ドルのユーロ高・ドル安だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)