あす(28日)の為替相場見通し=85円後半の値動き荒い展開も

 あすの東京外国為替市場は、1ドル=85円後半での値動きの荒い展開が予想される。予想レンジは85円20~86円00銭、1ユーロ=112円80~113円80銭。安倍新政権がスタートし、27日は麻生太郎副総理兼財務・金融相や菅官房長官の発言が円安を呼ぶ展開となった。日本は年末休暇を控え、一部で模様眺めの動きも予想されるが、依然、ボラティリティの高い相場が予想される。特に、波乱要因として関心を集めているのが27日から協議が再開される米国の「財政の崖」問題。協議が不調に終われば、一気にリスクオフ志向から円高への巻き戻しの動きが出る可能性もある。ただ、「円安基調は簡単に変わらない」(為替アナリスト)とみる向きは多く、85円前半では再度円売りを仕掛ける動きも予想される。28日は日本の消費者物価指数と失業率、鉱工業生産が発表され、その内容も注目されそうだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)