<動意株・27日>(大引け)=冶金工、日本電工、日軽金HDなど

日本冶金工業<5480.T>=急伸。高機能ステンレス材が欧米のエネルギー関連向けに需要拡大の期待があるほか、今期の想定為替レートが1ドル=80円と、足もとで1ドル=85円台後半まで進む円安で収益の改善期待も急浮上。株価低位で円安メリットの出遅れ株として、目先の値上がり効率を狙った買いが流入。

日本電工<5563.T>=大幅反発。鉄鋼向けの合金鉄が主力事業だが、中国をはじめ世界的な粗鋼生産に持ち直しの動きがみられており、合金鉄の需要回復期待が浮上しているようだ。

日本軽金属ホールディングス<5703.T>=3連騰。国内唯一の製錬工場を持つアルミ一貫メーカーであることから、安倍首相が意欲を見せる「国土強靭化計画」の恩恵を間接的に享受するうえ、今年7月から販売のアルミ製メガソーラー用架台「アルソルメガ」への拡大期待も高まっている。

蛇の目ミシン工業<6445.T>=大幅高。全般相場上昇による投資家心理の改善から、株価が2ケタと手掛けやすく仕手性もある同社に、目先の値上がり効率を狙った買い人気が回っている。円安や中国景気の底入れ観測の強まりで、家庭用ミシンやスマートフォン生産向けで好採算の卓上型組み立てロボットの拡大などが手掛かり材料。

アイフル<8515.T>=3連騰。ここ需給相場の様相を一段と強めている。安倍新首相が日銀法改正も辞さずの構えで金融緩和圧力を高めていることは、消費者金融業界にとっても歓迎すべき材料。自民党は上限金利規制や過剰な総量規制を見直すことによって、利用者の利便性を確保することが経済の閉塞感緩和につながるとみており、消費者金融業界にとって規制緩和期待が株高トレンドを支えている。

旭ダイヤモンド工業<6140.T>=続急伸。同社は、26日引け後に自社株取得枠の追加設定を発表。発行済み株式総数の0.51%に当たる30万株、2億円を上限としている。同社は既に11月14日に150万株、10億円を上限とする自社株取得枠を設定済みで、今回の設定はそれに追加したものとなったことから、市場では株式需給改善期待から短期資金の流入が加速した。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)