<株式トピックス>=低位株の底上げ循環物色は継続

 27日の東京株式市場は買い優勢で、日経平均株価終値は、前日比92円高の1万322円と3日続伸した。東証1部の売買高は、34億6904万株、売買代金は1兆6146億円と高水準を持続した。
 このクリスマス休暇から年末に掛けて、いつもなら海外投資家からの買いが極端に細る時期にもかかわらず、今年は外国人買による異例の大量買いが継続している。きょうは個別銘柄の物色で外国人からの買いが一段と顕在化し、野村ホールディングス<8604.T>、みずほフィナンシャルグループ<8411.T>、トヨタ自動車<7203.T>、東芝<6502.T>、三菱地所<8802.T>、日本板硝子<5202.T>といった主力大型株が軒並み上昇をみせた。
 しかし、一方でその影にやや隠れてはいるものの、個人投資家による〝低位株への底上げ循環物色〟も活発している。27日の東証1部の値上がり率上位をみても、上昇率1位の日本冶金工業<5480.T>をはじめ、第一汽船<9132.T>、日本板硝子<5202.T>、東京機械製作所<6335.T>、石原産業<4028.T>、ラサ工業<4022.T>、井筒屋<8260.T>、東京製綱<5981.T>、日本高周波鋼業<5476.T>といった銘柄が軒並み大幅上昇となった。短期間での投資効率の良さに魅力を感じる個人投資家の姿勢は、年初も継続する可能性がある。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)