東京株式(寄り付き)=為替の円安進行を材料に続伸で始まる

 2012年の大納会となる28日の東京株式市場は買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前日比83円高の1万406円と4日続伸。前日の米国株市場では「財政の崖」問題を巡る協議が難航しNYダウは18ドル安と4日続落、ザラ場では150ドル程度下げる場面もあったが、東京市場では為替の円安を追い風に引き続き買い優勢の地合いが続いている。円ドル相場は、1ドル=86円台前半と約2年4カ月ぶりの円安水準に達しており、これが輸出主力株などを中心に物色意欲を支えている。ただ、東京市場は騰落レシオなどのテクニカル面で過熱感が伴うほか、米国の「財政の崖」問題も先行き不透明で、これを見極めたいとの思惑から買い一巡後は上値も重くなる可能性がある。
 業種別には電力ガスなどを除きほぼ全面高の様相で、値上がり上位は輸送用機器、証券、電気機器、ゴム製品、非鉄、その他製品、精密機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)