外為サマリー:一時86円60銭台へ円安進む、「財政の崖」不安後退も円売り要因に

 28日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=86円51~52銭近辺と前日午後5時時点に比べ87銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=114円58~62銭と同1円11銭の円安・ユーロ高となっている。
 27日のニューヨーク市場では米国「財政の崖」協議への警戒感が高まり、一時85円70銭台まで円高方向へ振れる場面もあったが安倍新政権の発足に伴う日銀の追加金融緩和期待は強く1ドル=86円台への円安が加速した。その後、「30日から米下院が審議を再開する」との報道が流れ、不安心理の後退から東京市場では8時30分過ぎに一時86円63銭と2010年8月初旬以来、2年4カ月ぶりの円安・ドル高をつけている。
 対ユーロでも円安が進行。一時、114円68銭と2011年7月中旬以来、1年5カ月ぶりの円安・ユーロ高水準を記録している。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3241~42ドルと前日午後5時時点に比べ0.0008ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)