米民主党幹部の発言で一時リスク回避強まるも円安続く

ドル円は高値更新
昨日の海外時間には、米民主党幹部が「財政の崖」から落ちそう、などと述べたことからリスク回避の動きが強まる場面もありましたが、安倍新政権への期待感が持続してドル円は続伸しています。

欧州時間、欧州株が上昇したことからユーロ買いが強まりました。ユーロドルは前日の高値を超えたことからストップ・ロスの買いを巻き込んで1.3270台まで上昇し、ユーロ円は113.90円台まで、ドル円も85.80円台まで上昇しました。

NY時間にはいると、発表された米新規失業保険申請件数が予想よりも良かったこともあって円売りが一段と強まり、ドル円は86.10円台まで、ユーロ円は114.30円台まで上昇しました。しかし、東京時間0時過ぎにリード米民主党上院院内総務が「米国は「財政の崖」から転落しそうだ」「どうすれば崖転落を回避できるか分からない」などと述べたことから米株式が急落し、リスク回避の動きでユーロドルは1.3200付近まで、ドル円は85.70円台まで、ユーロ円は113.30円台まで急落しました。しかし円買いの流れは続かず、ほどなくしてドル円は86.00円台まで反発しました。

NY時間遅くに「米下院は30日18時30分(日本時間31日午前8時30分)に審議を計画している」と伝わると、崖回避への期待感からユーロなどが買い戻され、ユーロドルは1.3240台まで、ユーロ円は114.00円台まで上昇しました。

東京時間にはいって、ドル円は海外時間の高値を上抜けると、ストップ・ロスの買いを巻き込んで86.60円台まで上伸しました。

今日の海外時間には米・12月シカゴ購買部協会景気指数、米・11月中古住宅販売保留指数の発表が予定されています。