午後:債券サマリー 先物は4日ぶりに反発、この日の高値で取引終える 

 28日の債券市場では、先物中心限月3月限は4日ぶりに反発。前日まで3日続落の反動で午前から買い戻しが優勢だったが、後場も継続的な買いが入った。きょうの安値は寄り付き直後の143円50銭、高値は前場中ごろと終値ツラ合わせでつけた143円65銭。こにきて米「財政の崖」問題で与野党間の協議が難航し、先行き不安が再燃しており、安全資産とされる日本国債先物への資金流入を誘った。ただ、為替市場では円安が一段と進行、株式市場でも日経平均が連日で年初来高値を更新するなど堅調で、円安・株高の流れが形成されるなどリスクオンの動きにあり、これを横目に債券相場でも上値を買い進む動きは限定的だった。現物債市場では20年債利回りは1.765%と4月上旬以来、8カ月半ぶりの水準に上昇する場面もあったが、引けはマイナスに転じている。
 債券先物3月限は143円54銭で始まり、高値は143円65銭、安値は143円50銭(寄り付き直後)、終値は前日比15銭高の143円65銭(高値引け)だった。出来高は2兆4197億円。10年債の利回りは前日から0.005%下落の0.795%、20年債は同0.005%下落の1.755%、30年債は同0.005%下落の1.975%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)