新年の相場見通し=好地合い引継ぎ上値追う、海外の為替動向を注視

 2013年初の東京株式市場は、12年末の好調な地合いを引き継いで、上値を追う滑り出しが予想される。
 大納会となった28日の東京株式市場は買い先行で始まり、日経平均株価終値は前日比72円高の1万395円と4日続伸。前日に続く年初来高値更新となり、大納会での年初来高値更新は13年ぶり。外国為替市場での一段の円安進行が引き続き買い支援材料となっている。
 今回は、年末年始の休場が6日間と例年に比べて長期間にわたるため、その間の海外株式や為替の相場動向に、年明けの相場が大きく左右されることになりそうだ。外国為替市場では、年末の急激な円安・ドル高に対する警戒感はあるものの、市場関係者の間では、引き続き円安傾向が強まるとの見方が多い。米国では「財政の崖」を巡る与野党協議が難航しており、不安材料となっている。
 日程面では、1月1日に東証・大証が統合、持株会社「日本取引所グループ」が設立される。海外では、現地2日の米12月ISM製造業景況指数、同3日の米12月ISM製造業景況指数に注目が集まる。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)