来週の為替相場見通し=依然、円安モード続く、米「財政の崖」が波乱要因

 来週の東京外国為替市場は、依然、円安モードが継続しそうだ。予想レンジは85円00~87円00銭、1ユーロ=113円00~115円50銭。東京市場は新年3日まで休場だが、ニューヨークやロンドン市場は31日、1月2~3日は市場が開く。年末年始で市場参加者は限られそうだが、商いが限られるなか値の荒い展開も予想される。円は対ドルでの下落が続き、テクニカル指標で過熱感も指摘されている。ただ、日銀の金融緩和観測が強いほか、米国の「財政の崖」も30日の下院での協議再開により土壇場での合意形成が期待されている。市場には「円が大幅に買い戻される状況にはない」(為替アナリスト)という見方は多く、調整はあっても限定的と見られている。ただ、米国の財政の崖問題がこじれて合意ができなかった場合は、円は1ドル=85円割れの円高に向かうリスクも残されている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)