東京株式(寄り付き)=為替の円安、海外株高に追随し大幅高で始まる

 2013年の大発会となる4日の東京株式市場は大きく買い先行で始まり、寄り付きの日経平均株価は前週末比209円高の1万604円で始まった。前年から引き継いで5日続伸。最大の不安材料となっていた米国の「財政の崖」問題は、年明け1日の上下両院で減税延長などに必要な法案が可決されギリギリで回避された。これを好感して2日の米国株市場でNYダウが300ドル超の上昇を示すなど急騰、米国株は前日こそ微調整を入れたものの、リスク選好ムードが一気に高まる中で東京市場でも主力株を中心に広範囲に買いが先行している。
 為替市場では急速に円安が進行、足もとは1ドル=87円台後半と2年5カ月ぶりの水準まで円が売られており、これも輸出株をはじめ強力な追い風材料となっている。全体株価は目先的にはスピード警戒感もあるが、日銀の追加緩和や安倍政権による公共投資拡大などの脱デフレ政策に対する期待も引き続き強く、買いの勢いは衰えていない。
 業種別にも全面高様相で、値上がり上位業種は海運、鉄鋼、保険、紙パルプ、非鉄、ゴム製品、銀行など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)