午前:債券サマリー 先物は大幅反落、米国金利上昇にも連動

 4日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅反落。一時、前週末比45銭安の143円20銭と昨年5月末以来、7カ月ぶりの水準に下落した。円安・ドル高が進行しているほか、米国での金利上昇へ連動する動きも出ている。超長期債の30年債の利回りは1.995%と2011年12月上旬以来、1年1カ月ぶりの水準に上昇している。
 この日は為替が1ドル=87円70銭台へと円安・ドル高が進行、株式市場でも日経平均株価は一時1万700円台に乗せた。特に、米ニューヨーク市場では10年国債が1.91%と昨年5月以来の水準に上昇。米連邦準備理事会(FRB)による量的緩和が市場の想定より早く終わるとの思惑が浮上したことから、米金利が上昇。米国に連動する格好で、日本の債券市場でも金利上昇の動きが強まった。
 午前11時の先物3月限の終値は前週末比28銭安の143円37銭だった。出来高は1兆6192億円。10年債の利回りは前週末比0.035%上昇の0.830%、30年債は同0.020%上昇の1.995%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)