カイオムがストップ高、再度1万円大台目前に

 カイオム・バイオサイエンス<4583.T>がストップ高となった。再び1万円大台を目前にしており、昨年12月26日につけた上場来高値1万850円の更新も射程圏にとらえている。同社は抗体医薬品で独自の研究開発技術を擁しているのが強みで、独自の「ADLibシステム」を駆使した抗体作製技術を評価した買いが続いている。昨年、ニワトリの細胞を利用して作った抗体を人体に適応させる技術で主要3段階のステップを完了したことを公表、これが買い人気を加速させる要因となった。値動きの良さに目をつけた短期値幅取り狙いの投機資金が株高の原動力だが、業績面の変化もフォロー材料。今3月期通期の営業、経常、最終損益はいずれも黒字化する見通しにあり、バイオベンチャーの弱点である赤字体質の脱却が買い人気の底流にある。

カイオムの株価は13時15分現在9800円(△1500円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)