ソフトバンクが冴えない、個人マネーが金融株にシフト

 ソフトバンク<9984.T>が小幅ながら続落。全般は時価総額の大きい主力株に買いが集まっているが、同銘柄はその中では蚊帳の外という状況だ。個人投資家に人気が高いだけでなく、日経平均寄与度の高い銘柄として、しばしばインデックス的な買いの対象として市場でもマークされてきたが、「足もとは個人投資家の金融株や輸出株への資金シフトが見られる中で影が薄くなっている」(松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリスト)ようだ。現在の相場を動かす2大テーマが追加金融緩和とそれにリンクする為替の円安進行で、「そのいずれのメリットも受けにくい」(同)ことも人気が今ひとつ盛り上がらない背景にあるようだ。このほか、12月31日付けの日本経済新聞が、NTTドコモが14年度から15年度にスマートフォン向け「LTE」の通信速度を最大で現在の5倍に引き上げると報じたことで、ソフトバンクにも投資負担が出てくるとの懸念も市場では指摘されていた。

ソフトバンクの株価は14時49分現在3135円(▼5円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)