東京株式(大引け)=292円高、大幅高で13年相場の幕開け

 2013年の大発会となった4日の東京株式市場は米国株高と為替の円安を受けて大幅に買い先行で始まり、日経平均株価は一時300円を超える上昇を示した。
 大引けの日経平均株価は前週末比292円高の1万688円と前年を引き継いで5日続伸。震災前の株価水準を回復し、約1年10カ月ぶりの高値となった。東証1部の売買高は概算で34億949万株、売買代金概算は1兆9516億円と高水準だった。値上がり銘柄数は1553と全体の9割を超える銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は110、前日比変わらずは32銘柄だった。
 最大の不安材料となっていた米「財政の崖」問題も年明け1日の上下両院で減税延長などに必要な法案が可決、これを受けて2日の米国株市場が急騰し、東京市場でも主力の景気敏感株を中心にリスク選好のムードが高まった。また、為替市場では一段と円安が進行、1ドル=87円70~80銭と円が大幅に下落しており、これも強力な支援材料となっている。国内は安倍政権下での金融緩和と財政出動への期待が依然として根強い中で銀行、保険、ノンバンク、証券など金融株への買いが厚くなっている。ただ、全般は高値警戒感も強く、週末ということもあって上値では利益確定売り圧力も観測された。
 個別にはオリコ、アイフルが高水準の商いで急騰。三菱UFJ、野村HDなども物色人気を博した。トヨタ、ホンダなどの自動車も買われ、ファナックも大幅高。コマツ、ブリヂストンなども値を飛ばした。半面、シャープが軟調なほか、蛇の目、板硝子などの低位株の一角が安い。なお、きょうの新高値更新は319銘柄に達した。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)