外為サマリー:一時1ドル87円80銭台へ円安進む、米雇用統計の内容注視

 4日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=87円73~74銭と前週末午後5時時点に比べ1円42銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=114円42~46銭と同6銭の円安・ユーロ高だった。
 円は正午過ぎに一時、1ドル=87円83銭と2010年7月末以来、2年5カ月ぶりの水準となる円安・ドル高水準を記録している。安倍新政権による脱デフレと円高是正期待が依然、強いほか、3日に発表された昨年12月の公開市場委員会(FOMC)の議事録から、FRBが市場予想より早く金融緩和策を見直すとの見方が浮上した。米国「財政の崖」を当面は回避したこともありドル買い・円売りの勢いが強まった。特に、この日は12月の米雇用統計が発表される。非農業部門雇用者数の市場予想は15万3000人増と11月の14万6000人増から一段の増加が予想されている。米国の景気回復が確かめられれば、一段のドル高・円安となる可能性もある。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3040~41ドルと同0.0210ドルのユーロ安・ドル高だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)