午後:債券サマリー 先物は大幅反落、30年債利回りも上昇

 4日の債券市場では、先物中心限月3月限は大幅反落。朝方には一時、前週末比45銭安の143円20銭と昨年5月末以来、7カ月ぶりの水準に下落した。超長期債の30年債の利回りも一時1.995%と2011年12月上旬以来、1年1カ月ぶりの水準に上昇した。
 安倍新政権による脱デフレと円高是正期待で株高・円安が進んだことから、債券先物は売り先行で推移した。特に、米国で3日に公表された公開市場委員会(FOMC)議事録で、毎月850億ドルの債券購入は2013年末までに終わる可能性があることが明らかになり、米国で10年債金利が上昇したことが警戒された。また、この日は米雇用統計が発表されるが、その内容次第では米国景気回復期待が金利上昇につながる公算もある。
 先物3月限は143円25銭で始まり、高値は143円41銭、安値は143円20銭、終値は前週末比33銭安の143円32銭。出来高は2兆6847億円だった。10年債の利回りは前週末から0.040%上昇の0.835%、20年債は同0.020%上昇の1.780%、30年債は同0.015%上昇の1.990%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)