期待に応えられるか注目の米12月雇用統計

期待に応えられるか注目の米12月雇用統計
昨日発表された米12月ADP全国雇用者数が21.5万人増と予想(14.0万人増)を大きく上回った事を受け、米雇用統計に対する楽観的な見方が浮上。

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で量的緩和(QE)の早期縮小観測が浮上してドル買いが強まったことも重なると、ドル/円は本日の欧州市場序盤に2010年7月以来となる88円台に乗せている。

本日の米12月雇用統計(22:30)について、事前予想では非農業部門雇用者数が(NFP)が15.3万人増、失業率は7.7%となっている。

仮に予想より強い内容となれば、QE早期縮小観測が一段と強まり、直後の市場ではドル買いが優勢となる事が予想される。その場合は節目の89円台乗せも視野に入りそうだ。

ただし、期待を背景に既に1円近く上昇している事を考えると、予想より弱い内容となる場合はその上昇分を吐き出す事も考えられる。

市場がドル買いムードに傾いている時だけに注意したい。

なお、本日は米12月ISM非製造業景況指数(24:00)の発表も予定されている。

事前予想(54.0)から大きくかい離するようだとドル/円相場を動かす手掛かり材料となるだろう。