来週の株式相場見通し=緩やかながら続伸、外国人の買い意欲旺盛

 来週(7~11日)の東京株式市場は、外国為替市場での対ドル、対ユーロなど主要通貨での円安が継続することが予想されるため、日経平均株価は緩やかながら上昇が継続することになる。日経平均株価のレンジは1万500~1万900円と想定する。目先的には、東日本大震災前の11年2月高値1万891円が目標となる。
 4日の東京株式市場で特徴的だったのは、初日にもかかわらず、寄り付き前の外資系証券の売買動向で1000億円を超える大幅買い越し。これは、外国人が新年も昨年以上に買い姿勢を強める可能性を示唆しているものだ。米「財政の崖」問題のとりあえずのクリア、欧州債務問題、中国景気懸念も最悪期からの脱出が現実となりつつある。
 国内では、安倍晋三首相が、12年度補正予算に続いて、13年度予算編成についても、1月中の政府原案決定を目指す方針を打ち出すなど「アベノミックス」スピードアップの姿勢を鮮明にしており、これを好感した買いも継続しそうだ。
 日程面では、国内で7日に12月自動車販売台数、11日に11月国際収支や12月景気ウォッチャー調査が発表される。海外では10日のECB(欧州中央銀行)理事会や、11日の11月米貿易収支などに注目。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)