<株式トピックス>=日本取引所グループ、東証上場初日は大幅安

 今年1月1日に東京証券取引所と大阪証券取引所が経営統合して発足した日本取引所グループ<8697.T>の東証1部重複上昇初日は、利益確定の売りで大幅安となった。
 朝方から大口の売りを集めて、ウリ気配を切り下げる展開となり、東証での大引け値は3885円(ジャスダックの大阪証券取引所の12月28日終値比415円安)と、10%の急落となった。これだけ、株式市場が活況なのにも関わらず、なぜ重複上場初日に、大幅下落となったのか。
 大阪証券取引所は、昨年11月末に32万4000円だった株価が、統合を先取りするかたちで好感した買いが継続し、12月20日には44万8000円まで買い上げられるなど株価が短期間に40%も上昇していた。さらに、「元々東証の会員権を所有していた証券会社が株主となっているため、自由に売却できるようになれば、当然換金売りが出やすいとの見方が根強く、需給関係が良くない」という見方が支配的だ。
 ただ、中長期で見れば、取引所の株価は、株式市場の動向と連動することは確かだ。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)