東京株式(寄り付き)=米国株高を追い風に6日続伸

 7日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前週末比55円高の1万743円と6日続伸。前週末の米国株市場では米国経済の回復期待を背景にNYダウが43ドル高と反発、約2カ月半ぶりの高値水準に買われていることや、為替市場で足もと1ドル=88円台前半の推移と引き続き円安基調が継続していることなどを背景に、主力株を中心に幅広く物色されている。米国では「財政の崖」の問題も一時的とはいえ回避され景気先行きへの懸念が後退しているほか、前週末発表された米12月の雇用統計では回復傾向を持続しており、これを拠り所に東京市場でも米国への依存比率の高い景気敏感株などに買いが先行しやすい環境にある。安倍首相が4日の年頭記者会見で、2%の物価上昇目標を前提に、日銀の金融緩和政策に一段と圧力をかけていく姿勢を示していることなども追い風となっている。ただ、前週末に日経平均株価は292円高と急騰しているほか、東証1部の騰落レシオも前週末時点で146.9%まで上昇しており過熱感が強まっている。時価総額も300兆円を回復したことで目先達成感もあり、寄り後は戻り売り圧力に上値も重くなっている。
 業種別には33業種中、28業種あまりが高く、値上がり上位業種は海運、機械、輸送用機器、非鉄、銀行、繊維、卸売など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)