東京株式(前引け)=朝高後は利益確定売りに6日ぶり小反落

 7日前引けの日経平均株価は前週末比21円安の1万666円と6日ぶり小反落。前場の東証1部の売買高概算は18億8054万株、売買代金は9403億円。値上がり銘柄数は991、対して値下がり銘柄数は580、変わらずは116銘柄だった。
 きょうの東京株式市場は、前週末の米国株市場で米経済の回復期待を背景にNYダウが約2カ月半ぶりの高値水準に買われていることに加え、一時1ドル=88円台半ばまで進行している急速な円高是正の動きなどを背景に、主力株を中心に幅広く買われてスタートした。しかし、その後は利益確定売り圧力に押され小幅マイナス圏に沈んでいる。前週末発表された12月の米雇用統計が堅調だったほか、同月のISM非製造業景況感指数なども予想に反し改善傾向を示すなど米景気回復期待が強まったことで、折からの円安進行と合わせて東京市場でも広範囲に買いが続く背景となっていたが、一方で騰落レシオなどテクニカル指標面からの過熱感や前週末に日経平均が292円高と急騰していたことも警戒感を強めた。足もとは為替市場で1ドル=88円台攻防とやや円高傾向に振れていることもあって、利益確定売りをこなしきれなかった。ただ、下値には押し目買い意欲も根強く、マイナス圏に沈んだ後も小幅安値圏で底堅さをみせている。日経平均はマイナスでも前引け時点では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を大きく上回っている。
 個別にはオリコ、アイフルなどノンバンクが商いを伴い大幅続伸歩調にあるほか、コマツ、ディーエヌエー、ファーストリテなどが高い。アイロムHD、中山鋼、テアトルなども値を飛ばしている。半面、野村HD、トヨタが利益確定売りに押されたほか、ファナックが大幅安、ソフトバンクも冴えない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)