失業率やや上昇も、株式市場上昇でリスク選好の動き

非農業部門雇用者数は予想の範囲内
金曜日の海外時間には米雇用統計が発表され、失業率が予想よりもやや弱い結果でしたが、非農業部門雇用者数はほぼ予想通りの結果でした。発表後一旦利食いの動きが強まりましたが、その後欧米株価が上昇したことからリスク選好の動きとなって、ドルと円が売られました。

欧州時間序盤、米長期金利が上昇したことから全般的にドル買いが強まって、ユーロドルは1.3000付近まで下落し、ドル円は88.30円台まで上昇しました。しかしその後は米雇用統計発表を前に小幅な値動きとなりました。

NY時間になって、米・12月雇用統計が発表されましたが、非農業部門雇用者数がほぼ予想通りでしたが、失業率が予想、前月よりもやや悪い結果でした。発表直後に一旦ドル売りが強まったあと、下落した米長期金利が反発したことからドルの買い戻しが強まりました。しかしその後米長期金利が再び低下したことや、株式市場が上昇したことからあらためてドル売りが強まって、ユーロドルは1.3050台まで上昇し、ドル円は87.60円付近まで下落しました。

続いて発表された米・12月ISM非製造業景況指数は予想よりも強い結果でしたが、欧州株式がやや反落したことからユーロドルは1.3030台まで反落しました。しかしNY時間午後にかけて、米長期金利が低下する中NYダウや欧州株先物が上昇したことなどからリスク選好の動きとなって、ユーロドルは1.3090付近まで、ドル円は88.30円台まで、ユーロ円は115.40円付近まで上昇しました。

今日の海外時間には英・12月ハリファックス住宅価格、ユーロ圏・11月生産者物価指数、加・12月Ivey購買部協会指数の発表とバローゾ・欧州委員長の講演が予定されています。