東京株式(大引け)=89円安、円高修正一服で利益確定売り

 7日の東京株式市場は前週末の米国株高や一段と進行する円安を背景に朝方は高く始まったものの、その後は利益確定売りに押される展開となった。
 大引けの日経平均株価は前週末比89円安の1万599円と6日ぶり小反落。前場の東証1部の売買高概算は35億3176万株、売買代金は1兆8361億円。値上がり銘柄数は838、対して値下がり銘柄数は763、変わらずは95銘柄だった。
 きょうの東京株式市場は、米国株高や、一時1ドル=88円台半ばまで進行した円安がこれまで同様追い風材料となり続伸歩調でスタートした。前週末発表の12月の米雇用統計が堅調だったほか、同月のISM非製造業景況感指数なども予想に反し改善傾向を示すなど、米景気回復期待が強まっていることが東京市場にも買い安心感を与えている。ただ、一方で騰落レシオなどテクニカル指標面の過熱感や、前週末に日経平均が急騰していたことから目先的には警戒感も強く、寄り後は売りに押された。為替市場で1ドル=87円台に押し戻されるなど円高修正の動きが一服したことも、主力株の利食いを誘発した。しかし、一方で材料株の一角が買いを集めるなど資金シフトがみられ、個別の物色意欲は盛んだった。
 個別には売買代金上位の主力株は安いものが多い。大商いのオリコ、アイフルが利益確定売りに押されたほか、トヨタ、日産自など自動車も安くなった。ファナックが大幅安、ソフトバンクも軟調だった。半面、グリー、ディーエヌエーが高く、大日本塗、カーバイド、明和産、日産東京HDなどの材料株が資金を集めている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)