午後:債券サマリー 先物は急反発、円高・株安で見直し買いも流入

 7日の債券市場では、先物中心限月3月限は急反発。朝方は軟調に推移したが、午後に入り為替市場で円高が進み日経平均株価が下落に転じると、債券先物市場には見直し買いが流入した。ただ、30年債の利回りは2011年12月1日以来、1年1カ月ぶりに2%に上昇している。
 この日は先物市場には、値ごろ感からの買い物が流入したが、依然、国債増発に対する警戒感は強い。10日には財務省による国債市場特別参加者との懇談会が開催される予定。新年度予算での新規国債発行額は「44兆円枠」を超える見通しであり、49兆~50兆円前後とみる声が多いが、特に20年債や30年債といった超長期物への利回り上昇懸念は強まっている。
 先物3月限は143円25銭で始まり、高値は143円49銭、安値は143円23銭、終値は前週末比12銭高の143円44銭。出来高は3兆295億円だった。10年債の利回りは前週末と変わらずの0.835%、20年債は同0.010%上昇の1.795%、30年債は同0.005%上昇の2.000%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)