ドル円の89円と米10年債の2%・・・・

ともに近くて遠い印象か・・・・
 金曜日に発表された米・12月雇用統計では、非農業部門雇用者数が予想を若干上回ったものの、失業率も予想を上回る形となり、ドル円は一時的売りに押されました。

 ドル円は、その後発表されたISM非製造業景況指数等を受けて、再び88円台前半に押し上げられましたが、週明けの東京市場では、再び87円台後半に押し戻されています。

 一方、米国債市場の方でも、雇用統計が強い数字となるとの思惑から、10年債が売り込まれ、利回りが2%に近づいていましたが、雇用統計発表後には、押し目買いやショートカバーにより、1.9%を割り込むレベルまで金利低下となりました。

 ドル円の88円台は、2009年や2010年の円高進行時に、何度か下げ止まりを見せていた為、過去のポジションのしがらみがあるのかもしれません。この為、89円台は近くて遠い印象となりました。これは米10年国債利回りの2%と似ており、どちらかが大台乗せ達成となれば、もう一方も到達する事が出来るのかもしれません。取り敢えず、今日の処は、ドル円は値固めとなり、米国債利回りも下げ余地を探る展開となりそうに思われます。