アベノミクス期待で下げ渋り

アベノミクス期待で下げ渋り
ドル/円は前週末に付けた2010年7月以来の高値(88.41円)を上抜けできずに小反落しており、オプションバリアが観測されている88.50円を前に調整ムードが感じられる。

節目の87.50円や5日移動平均(執筆時点:87.42円)を下抜けるようだと下げが加速する事も考えられる。

もっとも、大半の市場参加者はドル/円の目先的なターゲットとして90円の大台を意識していると見られ、売り崩しを狙った仕掛け的な売りが入る事は考えにくい。

むしろ、87円台半ばは押し目買いが入りやすい水準(前週末の米雇用統計発表直後のように)であろう。

また、今週は明日8日に日本経済再生本部の初会合、9日には経済財政諮問会議、11日には緊急経済対策の発表と、いまや世界中が注目するアベノミクス(安倍首相が提唱する拡張的な財政政策や緩和的な金融政策)絡みの重要イベントが続く。

こうした点もドル/円の下値を支えそうだ。