東日本大震災前の高値2011年2月17日の10891円が視野に

目先は高値警戒感があるが堅調な動きを想定。スピード調整あれば押し目買い
 年明けの先週は、4日(金)の営業日1日だけでしたが、アメリカで「財政の崖」問題が回避されたことで海外株式が急騰し、ドルが買われて円安進行となったことで、この日は10734円まで上昇し終値は△292の10688円となりました。大発会での売買は例年少ないのですが、この日は海外投資家の現物買いが活発化し、東証1部の売買代金は1兆9516円に膨らみました。
 今週は、テクニカル面からみると、急ピッチな上昇に対して過熱感が高まっており、チャートも昨年の東日本大震災前の高値2011年2月17日の10891円に近づいており、この水準を上値に高値圏でのもみあいとなる可能性があります。安倍政権の政策への期待は強く、一段の円安(89円台)となれば、2月17日の10891円を試す可能性が高く、逆に円安一服となって海外で何らかの悪材料があればスピード調整の可能性もあります。
 週明け7日(月)は、為替が1ドル=88円台の円安となったことで△55の10743円で高寄りし、1月4日の10734円の高値を更新しましたが、目先はここがピークとなって利益確定売りに押され▼89の10599円で引けました。下値ポイントは5日移動平均線の10480円、もしくは10日移動平均線の10244円があります。柴田罫線では10255円が強力な下値抵抗ラインとなります。