8日の株式相場見通し=利益確定売りで続落、個別材料株物色は旺盛

 8日の東京株式市場は、自動車、電機、精密、機械など輸出関連の主力銘柄に対する利益確定の流れが継続することから、日経平均株価は小幅続落となりそうだ。ただ、市場エネルギーは衰えをみせておらず買い意欲は旺盛なままだ。
 現地7日の米株式市場は反落した。NYダウ平均株価は、前週末比50ドル安の1万3384ドルとなった。円相場は、方向感の無い展開で小動きの推移をみせた。
 7日は、日経平均株価が89円安と6日ぶりに反落したものの、東証1部の値上がり銘柄数は838と値下がりの763を上回った。特に個人投資家の資金が流入しやすい株価が比較的低位な個別材料株を集中物色する動きが目立った。市場関係者は「今年から実施された信用取引の証拠金規制緩和が、材料株人気の支援材料の一つになっている」と指摘している。あす以降もこの材料株物色の流れは継続しそうだ。
 日程面では、デフレ脱却や経済の成長戦略の策定の司令塔を目指して立ち上げた「日本経済再生本部」の初会合が8日に開催される。経済財政諮問会議と連携し、円高・デフレから脱却し、強い経済を取り戻すため、必要な経済対策を講じるとともに成長戦略を実現することを目的としている。海外では、8日から世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー」(11日まで)が開幕する。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)