神戸鋼は続落、利食い先行、線材と棒鋼増産も利食い先行

 神戸製鋼所<5406.T>が続落。8日付日本経済新聞が「自動車部品などに使う線材と棒鋼の圧延ラインの生産能力を引き上げる」と報じたが、円安一服による相場全体の地合い軟化に伴い利益確定売りが先行している。円高修正で輸出が増えるとみて、早期に増産体制を整えることが目的で、線材と棒鋼それぞれ年2万4000トン引き上げて棒鋼を年84万トン、線材を年68万トンとすると伝えており、来期以降の収益改善が期待された。また、鉄鉱石のスポット価格が年末年始の1カ月間で約3割高となり、1年3カ月ぶりの高値を付けたことを受け、長期契約価格への影響を見極めたいとして買いが手控えられている。

神戸鋼の株価は9時45分現在105円(▼4円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)