午前:債券サマリー 先物は小幅続伸、30年債は一時1年4カ月ぶりの水準に上昇

 8日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は小幅続伸。朝方には一時、前日比8銭安の143円36銭に下落したが、その後、値ごろ感からの見直し買いが入った。現物債市場では超長期債の30年債の利回りが一時2.010%に上昇、2011年9月初旬以来、1年4カ月ぶりの水準に上昇した。
 政府による補正予算は13兆1000億円規模に達するとの見通しが強まり、国債増発懸念から超長期債を中心に利回りは上昇基調にある。新規国債発行額は44兆円枠を5~6兆円上回る50兆円前後が見込まれ、国債市場の需給悪化が懸念されている。この日の10年債の入札動向も関心を集めている。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比2銭高の143円46銭だった。出来高は1兆9350億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.830%、30年債は同変わらず2.005%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)