2013年・期待の相場テーマ<4>=社会インフラ再整備関連、経済政策の柱は公共事業の大幅拡大(1)

 第2次安倍内閣が発足した。経済政策では脱デフレ・脱円高のための金融緩和や国土強靭化のほか、経済成長に向けた様々な方針が示されているが、その中心となるのが、公共事業の拡大による景気浮揚策だ。連立を組む公明党が唱える防災・減災対策も含めて、老朽化した社会インフラの再整備が行われることになる。「国策は買い」の位置づけから関連銘柄は要注目だ。

 自民・公明の連立政権がスタートした。まず手始めに着手されるのは、デフレに苦しむ国内景気のテコ入れ策だ。政権公約に掲げた「強い経済を取り戻す」ことの第一歩となる。既に安倍首相は12年度補正予算の編成を指示しているが、機動的な財政政策を遂行することから、公共事業を中心とする10兆円規模の大型の補正予算になる見通しだ。

 その中で優先して取り組んでいくのが、高度経済成長下で整備された社会インフラの再整備だ。例えば国管理のトンネルの築年数は平均32年、橋梁は同35年に達しており、老朽化が年々進んでいるのが現状だ。中央高速道路のトンネル天井板の崩落事故など、人命にも関わる大事故を未然に防ぐために、老朽化したインフラの維持・更新や耐震補強は早急に実施されなければならない。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)