三菱ケミは下げ幅広げる、支援材料相次ぐも足もとの業績計画未達を警戒

 三菱ケミカルHD<4188.T>が続落、後場に入って前日比20円安の415円まで下げ幅を広げた。8日付の日刊工業新聞が「植物を原料にする高機能樹脂の量産に乗り出す」と報じ、同日付でみずほ証券が投資判断「買い」を据え置き、目標株価を410円から490円に引き上げたが、ここ1カ月余りで3割近く株価が上昇しており、日経平均株価が下げ幅を広げるにしたがい売りが優勢になっている。同証券では株価は今13年3月期会社計画に対する未達懸念を織り込み、来14年3月期の収益回復を評価する段階にあるとしているが、高純度テレフタル酸のスプレッド縮小や原材料価格の上昇などを考慮、足もとの業績予想を下方修正している。

三菱ケミの株価は13時44分現在416円(▼19円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)