<私の相場観>=立花証券・顧問 平野憲一氏

 基本的には需給関係が良好で相場つきは変わったとみている。ヘッジファンドの買い戻しは進んだが、平均的なグローバルファンドの日本株組み入れ比率は低いままで、買いは継続しよう。目先は25日移動平均線とのカイ離が大きく、スピード調整となろうが、来週には日経平均で1万1000円にトライする場面がありそうだ。

 ただ、債券安が進行すると国内金融機関は3月決算を意識して2月中旬ごろから株の益出し売りをしてくる可能性があり、その場合は短期調整局面入りとなろう。

 目先は需給が良好なので深押しはないとみているが、日経平均で1万500円の攻防から1万250円の攻防、場合によっては1万円タッチくらいの調整となろう。

 当面主力輸出株は調整し、エス・バイ・エル<1919.T>や大日本塗料<4611.T>、福島銀行<8562.T>、三井松島<1518.T>といった特色のある低位材料株が循環的に買われる幕間つなぎ的相場か。再び為替が1ドル88円を抜ける円安になるタイミングで主力株が買い直されよう。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)