米国サイドのユーフォリア一服

歳出削減と債務上限問題・・・・
 年末年始の土壇場で、米国政府と議会は、「財政の崖」からの転落を回避し、米国市場は一種のユーフォリアに包まれた形となりました。この為、米国株が大幅高となり、米国債は売られて、長期金利の上昇傾向も強まりました。

 しかし、その一方で、「歳出削減問題」は先送りされただけであり、「債務上限引き上げ問題」は棚上げされたままとなっており、そろそろ、その議論を始めなければならない時期に来ていると思われます。

 こうした状況から、米国サイドからのユーフォリア的なドル買いがやや一服となり、年末年始に一方的な上昇を見せていたドル円も上値の重さが目立ち始めました。ドル円は、暫くの間、調整局面入りとなり、値固めの展開に移行するものと思われ、一旦、86円台後半への下落を試す可能性が高まった様に思われます。