外為サマリー:1ドル87円ラインの攻防に、政府と日銀の政策連携にも関心

 9日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=87円13~14銭近辺と前日午後5時時点に比べ24銭の円高・ドル安。対ユーロでは1ユーロ=113円92~96銭と同66銭の円高・ユーロ安で推移している。
 円は対ドルで朝7時40分過ぎに1ドル=86円81銭の円高を記録。急激に進んだ円安の反動による利益確定やポジション調整の円買い・ドル売りの動きが強まっている。依然、日銀の追加金融緩和に対する期待は強いものの、政府と日銀の「2%物価目標」の政策連携を巡り達成時期は明示しない方針との報道が出ていることも「日銀寄りの姿勢では」(市場関係者)と見る声も出ている。心理的な抵抗線である1ドル=87円割れが定着するかが、関心を集めている。
 円は対ユーロでは113円90銭台と円高・ユーロ安で推移。フランス国債に格下げの噂が出たこともユーロ安の要因となっている。ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3075~76ドルと前日午後5時時点に比べ0.0039ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)