塩野義製薬が反発、「Doribax」で特許侵害訴訟を提起、HIV薬への期待も

 塩野義製薬<4507.T>が反発。9日大引け後に米・Johnson&Johnsonに導出しているカルバペネム系抗生物質注射製剤「Doribax」(一般名・ドリペネム水和物、国内製品名「フィニバックス」)の後発品申請を米FDAに行ったSandoz社に対し、塩野義製薬が保有する結晶特許の侵害を理由として、米国ニュージャージー州連邦地方裁判所に12月28日付(米国東部時間)で特許侵害訴訟を提起したことを発表した。Doribaxは、塩野義製薬で創製されたカルバペネム系抗生物質注射製剤で、現在、世界87カ国で承認されている。
 また、昨年にViiV社との共同開発品であるHIVインテグレース阻害薬「ドルテグラビル」の新薬承認申請を米国食品医薬品局(FDA)、欧州医薬品庁(EMA)、カナダ保健省(Health Canada)に行なっており、承認への期待も継続している。

 塩野義製薬の株価は9時34分現在1506円(△14円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)