<話題の焦点>=干支別の相場パフォーマンス 巳年は天井?

 そろそろ正月気分も抜けようかという頃だが、もう少し正月気分の残る話題にお付き合いいただきたい。

 例年話題になる干支別の相場のパフォーマンス。今年、巳年の株価パフォーマンスはどうかというと、戦後の東証再開後の巳年の平均騰落率は4.8%とそれほど高くはない。いわゆる相場格言で「辰巳天井、午尻下がり、未辛抱、申酉さわぐ、戌笑い、亥固まる、子は繁盛、丑つまずき、寅は千里を走り、卯は跳ねる」といわれるが、辰年の平均騰落率が27.5%の上昇と十二支中で最も高いことをみると、格言も真実味を帯びるが、巳年の平均騰落率は十二支中上から9番目であり、格言通りとはいかないようにみえる。

 しかし、1989年の巳年は、2ケタの上昇率を記録し、日経平均株価は過去最高値となる3万8915円をつけた。また、巳年に続く午年の平均騰落率が7.5%と十二支中最も悪いことを考えると、あくまでアノマリーの範囲ながら転換点を迎えることもありそうだ。

 とはいえ、転換点となるには一段の上昇が必要となる。反落には十分注意したいが、好展開の継続に期待したい。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)