午前:債券サマリー 先物は反発、円高進行で見直し買いも流入

 9日午前の債券市場では、先物中心限月3月限は反発。為替相場で一時1ドル=86円80銭台への円高が進み、日経平均株価も朝方軟調に推移したことから、債券市場には見直し買いが入った。
 超長期債の利回り上昇も一服。30年債の利回りは1.995%と2%割れを記録している。円高が進んだことが、債券市場には買い要因に働いている。ただ、政府・自民党の緊急経済対策による国債増発懸念は強く、10日に予定されている「財務省による国債市場特別参加者との懇談会の内容を確かめたい」(市場関係者)との声は少なくない。
 午前11時の先物3月限の終値は前日比7銭高の143円50銭だった。出来高は2兆2760億円。10年債の利回りは前日比0.005%低下の0.815%、30年債は同0.015%低下の1.995%だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)