フランス格下げの噂でリスク回避の動き

ドル円は一時87円割れ
昨日の海外時間には、フランスが格下げされるとの噂などからリスク回避の動きが強まってユーロが売られ、米長期金利が低下した事もあってドル円は一時87円を割り込みました。

欧州時間、発表された独・11月貿易収支で予想よりも黒字が大きかったことなどから欧州株が買われ、ユーロ買いが強まって、ユーロドルは1.3130台まで、ユーロ円は114.90円台まで上昇しました。この間ドル円は87.40円を中心とした狭いレンジでの取引が続きました。

NY時間になって、各国株価が上げ渋る展開となる中「フランス政府が格下げの通知を受けた」との噂が拡がったことから株価が反落しリスク回避の動きでドルと円の買いが強まりました。その後フランス財務省が「フランス格下げの噂は根拠がない」としたことから一旦かいもどされる場面もありましたが、リスク回避の動きが続き、ユーロドルは1.3050台まで、ユーロ円は113.60円台まで下落し、米長期金利も低下したことからドル円も87円割れまで下落しました。

NY時間午後にはいって、日経新聞が「日銀は次回の会合で物価目標を2%に引き上げへ」などと報じたことから円売りがやや強まってドル円が87.30円台まで反発する場面もありましたが、引けにかけてやや小緩みました。

東京時間朝方に、再び円買いが強まる場面ドル円はストップ・ロスを巻きこんで一時86.80円台まで売られました。

今日の海外時間には英・11月貿易収支、独・11月鉱工業生産、加・12月住宅着工件数、NZ・11月貿易収支の発表が予定されています。