あす(10日)の為替相場見通し=1ドル87円台での一進一退が続く

 あすの東京外国為替市場は、1ドル=87円台での一進一退が続きそうだ。予想レンジは86円80~88円00銭、1ユーロ=113円50~114円80銭。9日の東京市場で、円は朝方に一時、1ドル=86円80銭台まで上昇した。「海外投機筋が円高を仕掛ける動きが見られた」(市場関係者)というが、円買いは続かず、その後、再度87円台半ばに値を戻している。「1ドル=86円台に入ると円売り需要は強まる」(同)といい、円高への揺り戻しはあっても上昇幅は限定的とみられる。円高が進んでも86円後半が抵抗線となりそうだ。フランス国債格下げの噂もあり外部環境には注意が必要だが、たとえユーロが下落しても円買い戻しへの需要はさほど大きくはないとみられる。10日には欧州中央銀行(ECB)理事会が開催されるが、政策金利は0.75%で据え置かれるとの見方が多い。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)