東京株式(寄り付き)=米国株高、円安を背景に買い先行

 10日の東京株式市場は買い先行、寄り付きの日経平均株価は前日比56円高の1万635円と続伸し1万600円台を回復して始まった。前日の欧米株市場が総じて高く、米国株市場ではNYダウが61ドル高と反発、これを受けて東京市場でもリスクオンの流れが継続している。為替市場で再び円売りが進み、足もと1ドル=88円台で推移するなど円安傾向にあることも主力の景気敏感株などを中心に買い安心感を与えている。
 前日に四半期決算を発表した米非鉄大手のアルコアが13年の世界のアルミ需要に強気な見通しを明らかにしており、世界景気の先行きに対する不安感の後退も心理的な支援材料となっているようだ。一方で、引き続き騰落レシオなどのテクニカル指標は過熱感を示しており、買い一巡後は高値警戒感から伸び悩む可能性もある。
 業種別には電力ガスなどを除きほぼおしなべて高く、値上がり上位業種は証券、鉄鋼、保険、海運、ゴム製品、輸送用機器など。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)