変化の起こりやすい時間帯

ダブルトップか否か
 フィッチの担当者が安倍新政権下で債務削減に向けた取り組みが見られない場合には、日本のソブリン格下げを検討するとした発言や、経済財政諮問会議初会合で政府が日銀に対し2%のインフレ目標導入を改めて要請したことなどから、再び88円台を回復。 今週に入り調整色を見せていたドル円だが、急速に切り返しを見せている。ドル円は、1月4日高値水準で上値を抑えられダブルトップが意識されるのか、それとも上抜けて上昇トレンドが加速していくのかがテクニカル面からの焦点。昨日安値がパターン分析からはネックラインとなっている。
 サイクルからは、メリマンの重要変化日が1月11日~14日。12日が新月、日本が3連休となっており、変化が起こりやすい(トレンド転換もしくは加速)時間帯に入る。

 本日は中国輸出入統計、ECBとBoEの金融政策決定の他、米国で新規失業保険申請件数と卸売在庫が予定されている。中国輸入統計については、市場予想は前年比+3.5%。予想との乖離にまず反応するだろう。
 ECBについての市場予想は、政策金利据置き(0.75%)予想。ユーロ圏の景況感サーベイ調査では悪化一服がみられており、スペイン正式支援要請は未だ行われないもののイタリア、スペイン国債利回りも低下傾向が継続している。BoEについての市場予想は政策金利据え置きおよび追加資産購入は無し。ドラギi総裁が記者会見で今後の金融政策スタンスにつきどのような発言を行うかが注目。