外為サマリー:1ドル88円台の円安、日銀への「物価目標」要請で円売り再燃

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午前10時時点で1ドル=88円14~15銭近辺と前日午後5時時点に比べ66銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=115円02~06銭と同64銭の円安・ユーロ高で推移している。
 円は対ドルで9時40分過ぎに1ドル=88円21銭の円安を記録。9日の経済財政諮問会議で、安倍首相が白川日銀総裁に対して2%の物価上昇率目標の設定を求めたことが、円売り要因となった。欧米市場で株価が上昇していることもリスクオン要因で「円は売られやすい地合い」(市場関係者)となっている。1ドル=88円台を回復してきたことで、4日につけた88円40銭台を意識した展開にある。
 円は対ユーロでは1ユーロ=115円台に下落。ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3050~51ドルと前日午後5時時点に比べ0.0025ドルのユーロ安・ドル高となっている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)