三菱ケミカルHDが続伸、合成樹脂製袋状包材増産を材料視

 三菱ケミカルHD<4188.T>が続伸。10日付の日本経済新聞が「フレキシブルコンテナと呼ぶ折り畳み可能な合成樹脂製の袋状包材を増産する」と報じたことが材料視された。東電福島第1原発事故で飛散した放射性物質の除染作業で排出される汚染土の一時保管用の需要が昨年後半から急増しており、2012年は約10万袋を製造販売したが、2013年は12万以上を見込むと伝えている。高純度テレフタル酸のスプレッド縮小や原材料価格の上昇で足元の業績は計画未達が懸念されているものの、8日には植物を原料にする高機能樹脂の量産が伝えられるなど、各分野で需要が持ち直しており、来期以降の業績回復が期待される。

 三菱ケミの株価は11時04分現在435円(△18円)。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)