東京株式(前引け)=売買高盛り上がり、主力中心に続伸

 10日前引けの日経平均株価は前日比99円高の1万677円と続伸。前場のほぼ高値圏で引けた。前場の東証1部の売買高概算は22億7517万株、売買代金は1兆41億円。値上がり銘柄数は1158と約7割の銘柄が上昇、対して値下がり銘柄数は406、変わらずは129銘柄だった。
 きょうの東京株式市場は朝方から買い優勢となり、寄り後は1万600円台前半から半ばのレンジで頑強な展開をみせた。前日の欧米株高や為替市場での円安が景気敏感株を中心に強気ムードを増幅させている。為替市場ではここ円安一服の動きにあったが、足もとは再び1ドル=88円台に入るなど円安傾向にありこれが輸出株にとっては追い風に。東証1部の騰落レシオが前日時点で148%と高水準にあるなど、テクニカル指標は依然として過熱感を示しているものの、海外投資家の買い攻勢思惑に加え、個人投資家資金も巻き込んで買い意欲は強く、前場の売買代金は1兆円台に乗せている。前日に四半期決算を発表した米非鉄大手のアルコアが13年の世界のアルミ需要に強気な見通しを明らかにしており、世界景気の先行きに対する不安感の後退が全体相場の支援材料となっているようだ。
 個別にはみずほ、三菱UFJなど大手銀行株が商いを集め上昇。野村HD、オリックスなども賑わった。コマツ、パナソニックなども買われている。井筒屋が出来高を伴い急騰、東宝不、東電なども高い。半面、オリコ、アイフルが利食いに安く、三井不、三菱地所も冴えない。都競馬も反落した。昨日急騰した教育関連では東京個別、学研HDが続伸、リソー教育、進学会などが急反落と明暗を分けている。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)