<動意株・10日>(前引け)=井筒屋、カーバイド、ニッピ

井筒屋<8260.T>=急騰し9カ月ぶりの昨年来高値更新。9日大引け後に13年2月期通期の業績予想の修正を発表。従来予想の売上高855億円、経常利益19億円から売上高870億円(前期比1.4%減)、経常利益23億円(同19.6%減)に上方修正したことを好感。11月には気温が低めに推移したことで衣料品が好調となり、売上高の下げ止まり傾向がみられたことなどが奏功した。

日本カーバイド工業<4064.T>=連日の昨年来高値更新。昨年10月から上昇相場を継続、市場では「特定筋の攻勢観測が継続している」(中小証券)との声が上がっている。10日の寄り付きには389万株の大口商いが成立しており、「なんらかのクロス商いではないか」(市場筋)と思惑を取り沙汰する向きもある。また、日証金貸借倍率が9日速報段階で2.7倍、3市場信用倍率が2倍となっており、今後需給妙味が増幅する前段階の水準となってきた。

ニッピ<7932.OS>=連日のストップ高。引き続き8日付の日本経済新聞夕刊でiPS細胞を効率よく培養する材料を1月から売り出すと報じられたことを好感した買いが継続。記事によると医療用の品質で大量に育てられるうえ、培養コストを10分の1以下にできる見込みで、1~2年で2億円の売り上げを目指すとしている。
 
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出所:株経通信(株式会社みんかぶ)