外為サマリー:1ドル88円14銭前後へ円安進む、日銀への圧力を円売り材料視

 10日の東京外国為替市場の円相場は、午後3時時点で1ドル=88円14~15銭と前日午後5時時点に比べ66銭の円安・ドル高。対ユーロでは1ユーロ=114円98~115円02銭と同60銭の円安・ユーロ高だった。
 9日の経済財政諮問会議で、安倍首相が白川日銀総裁に対して2%の物価上昇率目標の設定を求めたことが、円売り材料視された。市場関係者からは「9日に一時86円台に円高が進んだが、円の上昇幅は限られたことから、再度円売りが膨らんだ」(FX業者)とみる声が出ている。今月4日の1ドル=88円40銭台がテクニカル的にはフシとなっているが、「この水準を抜けば90円前後まで目立ったフシは見当たらない」(同)といい、一段の円安が進む可能性も出ている。
 ユーロ・ドル相場は、1ユーロ=1.3046~47ドルと同0.0029ドルのユーロ安・ドル高だった。

出所:株経通信(株式会社みんかぶ)